◆Interview No.3 ヨガ講師 塩見 由佳さん

″その人を見ているだけで清々しい″
そんな言葉がまっさきに思い浮かぶのが、今日ご紹介する塩見由佳さんです。
はじめて由佳さんに会ったのはとあるセミナー。ヨガのインストラクターを始めたところだという彼女に、そのきっかけを質問したのを覚えています。

「きっかけですか?それがね、あぁコレだ!わたしヨガ教えるんだ。って感じたんですよ。不思議と不安とか、やっていけるのかなとかはあまりなくて、もうヨガを教えている自分が見えたというか・・・想像できたというか」
由佳さんのその答えにわたしは思いました。
「たまにこういう人いるよあ、直感が冴えてるというか、運命にある日突然出会う系の人。」
その時″そういう才能の人″=″自分とは違う人″とどこかで勝手に線を引いたのかもしれません。

その後直接お会いする機会はなかったのですが、特にここ1年間SNSで発信する彼女の言葉達が、どんどんと軽く、そして解放されていくような印象を受けて、運命や直感だけでない何かが、彼女をどんどん素敵にさせているのではないかと思うようになりました。
もしかして″そういう才能の人″=″自分とは違う人″という線はないのかも?
自分で勝手に引いた1本の線を飛び越えて、彼女の世界を見に行ってみることにしました。

子育ての時間の中で

″由佳さんがどんな風に自分の内面と対話しているか知りたい″それが彼女にインタビューしたいと思ったきっかけ。
会社員生活に一旦終止符をうち、フリーランスで仕事を始めた今年、自分で時間を作ることがこんなに苦手だったのかと、愕然としました。すべてがフリーの時間!さぞかし好きなことができるだろうとワクワクして始めた生活は、想像とは全く別のものでした。
会社にいけば、嫌でも仕事が転がっていました。いやむしろ追いかけてきたので、ずっと自分のポジションというか居場所があったんですね。それが当たり前だったわたしにとって、毎日ルティーンの仕事がないことが、誰からも必要とされていないような感覚に感じてしまって、与えられた膨大な時間の中でわたしは迷子になってしまいました。
焦りました。かなり。そして最初にしたことはフリーで仕事をしている人、すこしチープな言い方をすると、フリーで成功している人のやり方を必死で真似たことです。
ところが半年たった頃、外に外に(他人へ他人へ)その答えを探しにいけばいくほど、答えが見つからないということに気づきました。他人のやり方をそのままインストールしてもどうもしっくりこない。

内面にこそ答えがある。内面との対話・・・よく聞くこの言葉こそ今私が真っ先にやるべきことなのかなと思い始めました。それで内面と対話することにフォーカスしてみたくなったのです。

そんな心の葛藤を由佳さんに投げてみました。

-最近内面との対話が個人的なテーマなんですが、瞑想、ヨガなど心を静かにする方法を取り入れてみるものの、どうもざわついてしまいます。どうしたら由佳さんのように、こころ穏やかに内面と対話することができますか?-

「たぶん″思考″が邪魔してるんじゃないかな?別に考えることは悪いことではないですよ。瞑想中にいわゆる雑念みたいなものも浮かんでもいいんです。でもすべてはバランスだと思うんですよ。″感覚″と″思考″のバランス。揺れてもブレても、また元の軸に戻ればよいという感覚ですね。」

「わたしの場合、一人っ子だったこともあって、大人に囲まれて育ったので、結構一人遊びが得意だったんです。それで自分と対話することが当たり前だったのかも。それがあったからか、大人になってもイメージワーク的なことは自然としていましたね。例えば通勤電車の向こう側に見える山並みを見ながら、その山の中の木をイメージしてその中に入っていくようなことを心の中でやってみたり。」

「あとは大きな転機としては育児休暇かな。子育てを通して、今まで気にする余裕もなかった″生きること″に興味がわいたんだと思います。それがきっかけで、生活全般を見直していきました。食事、瞑想、ヨガこの頃たくさんの学びがありました。七田式の右脳教育や、服部みれいさんの本なんかが参考になりました。あと次女が先天性心疾患を持って生まれてきたことも、大きな出来事でしたね。次女と一緒に過ごす時間を通して経験したことは、私の霊性を高めるきっかけになりました。途中香港で子育てをしている時期もあったんですが、その時は育児が本当に大変で体力的にも気力的にも毎日がへとへと、瞑想中に眠ってしまって(笑)瞑想にならないことも多々あったんです。」

「そんな忙しい香港から帰国した際、何か仕事をと思っていて・・・ふと、あ!香港で練習していたヨガまたやってみようかなと思い付いて、そこからスクール通い始めたら、そこでヨガ講師としてのご縁をいただいて。学びとアウトプットを同時並行で始めることができたんです。」

育児という時間を通して、毎日の生活のなかで、徐々にに由佳さんの内側は整っていったのかもしれません。そして目の前に差し出されたものは、何かを受け取るタイミング!とりあえずチャレンジしてみる!
運や直感だけでなく、そんな行動力が今の由佳さんを作っているようです。

自分を満たすことからはじめる

-それにしても特に最近のSNSで発信される由佳さんの言葉が、解放されていっているというか、スピリチュアルになっていると思うのですが、結構勇気が要りませんか?スピリチュアルなこと語るのって。理解されなかったらどうしよう?みたいな。-

「あぁなるほど。今でもスピリチュアルって不思議がられてるのかな?もうそういう感覚
を忘れちゃったかも(笑) 魂のとの対話とか見えない世界との対話がもう当たり前すぎて。
あえて言葉で説明するなら、スピリチュアルなことが目の前の現実にいかに影響を与えているかを学び理解したことで、私自身が″何が大切なことか″をしっかりと分かっているからだと思います。

それから″何をどう捉えるか″は相手の問題だと思います。人それぞれ生きる目的が違うので、伝わらないということは、その人とは目的が違うというだけ。いろんな目的の人がいてそれでいいと思うんですよね。なにかこの世に生まれたからには″自分の使命″のようなものを果たさないといけないという考えもありますが、人生をただ味わうだけっていう目的もとっても素敵だと思いますよ。

自分自身としっかり向き合って生きていると、そういう感覚がだんだんわかってきます。
まずは自分が満たされること、そうするとその場が満たされた空気になる。誰かに認められるから、満たされる空気ができるわけではないんですよ。」

なるほど。スピリチュアルな世界ってどうしても、それが存在するかしないか?正しいか正しくないかと議論されることが多いですが、由佳さん自身がきちんとその世界に触れ学び、ご自身の中で腑に落ちているから、自分の当たり前になっているのですね。「それはただしいと」マインドコントロールして自分に思い込ませるのとはまったく別のものです。

Tri Yogaとの出会い

心地よさの中に漂っているような由佳さん。ヨガとの再会は由佳さんの人生を大きくシフトしたようですが、そのヨガとのお付き合いもさらに進化しているようです。

「Tri Yogaとの出会いが、さらに私を変えました」と由佳さん。

「Tri Yoga」トゥリヨガ・・・
世界一美しいフロー,動く瞑想とも呼ばれるこのヨガは、ゆっくりと丁寧に繰り返される動きによって、身体の隅々まで自身のエネルギーを感じることでき、次第に心は内側にへと深まり、心と身体がハーモニーを生むようなヨガと言われています。
実はわたしも由佳さんのTri Yogaのワークに1度参加したことがあるのですが、
このヨガの特徴はまさに″フロー″。絶え間なく流れているという感じで、だんだん自分がほぐれていくような感覚を体験しました。

「Tri Yogaをしていると、余分な力がだんだんと抜けていくんです。思考のクセは身体のクセとも言えます。思考と身体ってつながっているんです。身体があるからこそ経験できる感覚が沢山あります。だから身体をほぐしていくことで、心もだんだんと解放されていきますよ。」

-とはいえ、すぐに私は思考の方が活発になってしまうんですが、どうしたらいいですか?(どこまでも思考派の私(笑))-

「とにかく・・・一緒に沢山Tri Yogaをやりましょう!!(笑)
ヨガってどこか感覚的で漠然としていると思われがちですが、Tri Yogaはとてもシステマチックですよ。すごく理にかなってます。ひとつひとつきちんと理論があるので、それを順番にクリアしていくことで、飛び散ったエネルギーを集めることができる。自然と心と身体がハーモニーをうみだす仕組みになっているように思います。何もコントロールしようとしない、Tri Yogaの流れの中でそんな感覚を体験してほしいですね。」

現実は心が描いた幻想みたいなもの・・・

最後に彼女からもらったメッセージ。
「現実は心の中を投影したスクリーンのようなもの、つまり現実って心が描いた幻想みたいなものですよ。」
由佳さんが語るとこんなメッセージも不思議と違和感がありません。
それは由佳さん自身にそれを疑う気持ちや不安がないからでしょう。
輝いている人の共通点があるとすれば、それは″何か凄いことをしているから″ではなく、″どのくらい楽しんでいるか″という点にある気がします。
夢中になっている時、人は周りの目という環境、そして未来や過去という時間も超えて、あらゆるものから解放されるのかもしれません。その時、その人は輝く。その輝きがその場の空気を作る、人はそこに惹かれるのではないでしょうか。

由佳さんはよく『自己の本質を生きる』という表現を使うそうです。
それは時に目も背けたくなるような″自分自身″ともしっかり向き合うこと。陰も陽も、良いも悪いも全てを自分自身として認め受け入れること。私たちはこのままで完全だということに気づくことだと由佳さんは言います。
そうすると他の誰でもない″わたし″を生きることができるようになる・・・

自分と対話したり、自分を満たすことってどこから始めていいかわかりません。
でも、どんな自分もとりあえず受け入れてみるという小さな選択なら今日からでも始められそうです。そんな選択の積み重ねが、スクリーンに写る映像(=現実)を変えていくのかもしれませんね。

※掲載した素敵な写真は、由佳さんからご提供いただいたものです。見ているだけでヨガした気分になったのはわたしだけ?

Key word
″prana Sara″
ヨガやアロマを使ったワークを通して、本来の自己をサポートする由佳さんの活動はこちらからチェック。
現在は京都を中心に活動されています。
宇宙哲学・禅の思想・瞑想を学び、いくつもの奇跡を体験。
その後ヨガを通してさらに学びを深め、すべての本質が同じであることに気づき、インストラクターの道を進むことを決意。
「ヨガや瞑想は、誰もが本質的に輝いていることを気づかせてくれました。ブレてもまた軸にもどればよいという考えは私に圧倒的な安心感を与えてくれました。」という由佳さん。彼女の言葉こそまさに安心感!!由佳さんの美しいヨガワークを動画で見ることもできますよ!関西にお住まいの方は是非由佳さんとTori yoga体験してみてください。

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