住まいから環境を考える 

都会にいても緑豊かな住まいは作れる

私の住んでいるマンションはちょっとおもしろい取り組みをしています。
建築段階から(株)チームネットさんという環境デザインの会社が監修してくださったおかげで
都会にいても緑豊かな住まいを作るという目標に向かって、様々なプログラムにチャレンジしています。

①グリーンカーテン。

昨今の猛暑対策として、へちまなどつる性の植物を利用したグリーンカーテンを取り入れたお宅をちらほらみかけますが
私のマンションではチームネットさんの指導の元、沢山のお宅で取り組まれているので、マンション正面にグリーンのカーテンがいくつも!


(実際は横にもっとずらっとあります!)

もちろん任意参加なので全世帯が取り組んでいるわけではありませんが
入居前に開催されたグリーンカーテンの効果についての講習会も、参加意識を高めた理由かと思います。
皆さんは「室温」と「体感温度」の違いをご存知ですか?
同じ室温28℃でも 体感温度は室内の壁や窓面の表面温度によって実際の室温よりもかなり暑く感じるそうです。
(※真夏の窓面の表面温度は36℃ちかく、ベランダの表面温度は50℃ちかくいくそうです)
グリーンカーテンを設置することによって、この表面温度を下げることができます。
つまり、同じ28℃であっても体感温度を下げることで涼しく感じることができるんですね。

 

②シーズナルガーデンプログラム


(冬を迎えるまえの花壇のお手入れを、ガーデンデザイナーの先生から学びました)

マンションエントランスの植栽は、管理会社指定の業者が手入れするのが一般的かと思いますが
住民の手で植栽を管理しています。(※もちろん大きな木などは専門業者にも管理していただています。)
ガーデンデザイナーの先生をお招きして、レクチャーを受けたわたしたちのマンションエントランスと駐車場入り口には、20種類以上の植物が植えられています。
また、このプログラムでは植栽の管理と合わせて、毎回フラワーアレンジなどの小さなワークショップも開催されるので住民同士の交流の場にもなっています。


(この日は、秋らしい色合いの植物でミニアレンジ作りにチャレンジ!)

これからは「小さなコミュニティの力」が住まいを、街を、つくっていく

人と人のつながりの希薄さが話題になる昨今ですが、特に都会のマンションにおいては、それは顕著です。
個人情報の観点からか分譲マンションであっても表札を出さないお宅も多く、住民同士のコミュニケーションをとる機会がほとんどありません。
お隣の方に最後にあったのはいつかしら?という状態もめずらしくありません。

マンションは小さな「街」だと思います。
誰もが緑豊かな田舎に住めるわけではありません。限られた条件の中でも、自分たちの手で「緑豊かな街」をつくっていくことは、
他人(行政やマンションの管理会社)に任せっきりでトラブルのあった時だけ文句をいうより、よっぽど楽しいと思います。

また、自分たちの手で住まいを緑豊かにすることは、快適なだけでなく、マンションという共同住宅においては資産価値の維持にもあたります。

1つのマンションという小さなコミュニティですが、こういったコミュニティが10、100、1000と増えていけば
それは「街」になり「国」になります。
これからはこういった小さなコミュニティの集合体が、単一の大きな組織を超えていく時代だと思います。

入居してこの2年は、監修してくださる会社の指導がありましたが、いよいよ来年からは、運営そのものも住民の手で引き継いでいこうという話になっています。
この取り組みを他のマンションに広めていけるような活動に発展させたいという夢も。
「小さなコミュニティの力」に期待!

 

株式会社チームネット(森をつくる住まいづくり)
代表の甲斐さんは、沢山の著書をお持ちです。「住む」ということを通して、環境や人と人のつながりを再考するその考えから、私も沢山の学びを得ました。住むって・・・深い!!!。

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