1日3時間だけ働いておだやかに暮らす

1日3時間だけ働いておだやかに暮らす 山口 揚平

今年はお金を稼ぐことを放棄して、好きなこと、ボランティア、インターンシップをして
自分の働き方に対する考えを一新する・・・と意気込んでいたのに
1ヶ月が過ぎる頃、・・・あっさり社会復帰してしまいました(笑)

◆働いていない自分への焦燥感(働いていない=食べてはいけない)
◆どこにも貢献していない、誰の役にもたっていない孤独感
◆高額の税金

要はこれに耐えられなかったのです。

また定期的に入ってくる収入と会社勤めという場所を得て、正直ほっとしていましたが。
しかし、また考えなくても毎日が過ぎていくスタイルに逆戻りしているのに気づいたのは
6月あたりだったでしょうか?
会社勤めを否定するつもりは毛頭ないですが、「時間(拘束との交換)」方式の仕事は
それなりに時間も過ぎるし充実している気にもなるので、何も考えても毎日が過ぎていってくれるんです。
別の言葉でいうと、悩まなくてもいいんです。

でも私がしたいことはそうじゃない
私の今年の目標ってなんだったっけ?

そんな時にヒントをくれたのが今日ご紹介する本。
「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための方法」山口揚平著

タイトルだけみると、なんだか楽して生きるHow to本に見えるが
中身は全く違います。なぜこのタイトルにしたのか謎なくらい??
この本のメインテーマは「思考力」です。
本書のチャプターを見れば一目瞭然。
・思考力はAIを凌ぐ武器になる
・短時間で成果を出す思考の技法
・2020年からの先の世界を生き抜く方法を考える

今年の目標「LIFE SHIFT」とともにテーマとなっていた
自分で考える力を身につけたいという問いに
「思考力」というキーワードで見事に答えてくれたのが本書です。

詳しくは是非みなさんにも本を手に取って、ご自身で確認してほしいのですが。
思考力がいかにこれからの時代に必要かということに加えて
もう1つ私が注目したのは

Miyuki
「人生を生存から創造へ変えよ」。

この強烈な言葉でした。

本書の言葉を一部抜粋して紹介します。

~日本を含む先進国ではいまだに大量生産・大量消費のサイクルによって
経済を回し続けることが前提となっており
実際に人が生存してくために必要なものをは余っている。
なおも人を集めて長時間働いて何を生み出そうとしているのか?
しかも日本企業で働くサラリーマンの実態として、仕事の大半を価値創造と無縁な会議や、
資料作りに費やしており、会社は価値を生み出す経済体ではなく、月30万の給与という名の年金を配る
福祉団体と化している。
それを銀行や政府が必死になってささえているという壮大な虚構となっている。
なのに日本企業で働くサラリーマンは非合理な業務や、理不尽な上司を我慢してまで働き続けるのか?
その理由は「アイデンティティ」だ。
出世や給料、売上といった従来の指標に専念していれば「生きる意味」を失わずに済むからだ。
しかし、モノがあふれた状態は必ず縮小され、社会は人が余り、失業者は溢れる。
そのような時代になれば私たちは人生の目的を「生存」から「創造」へ変えなければならない~

多くの会社勤めの人がドキっとしたのではないでしょうか?
別に会社員に限ったことではない、「時間の交換=労働」という働き方をしてる人にとっては同じ問題だと思います。

ではどうしたら人生の意味を「生存」から「創造」へ転換できるか?
著者は1つの方法として、ニートとして1~2年、名実ともに生産を放棄する期間を設け、
その中で社会の指標ではなく、自分の指標を設計するべきだ
と、かなり大胆な提案をしています。

始めはなんでもいい。料理日記をつくったり、ブログを書いたり小さな記録をはじめる。
その記録が小さな達成感を生み、そこから「これなら誰かの役にたてるかも?」と思えるようになる。
貢献をお金交換することができるようになる。

これを真剣にやってみようと思って、7月末に完全に仕事を辞め、働かない生活にチャレンジしています。

Knot Navi もその一環です。
インタビューサイトなんて腐るほどあるので、その中で1番になることは目指していません。
人の働き方を沢山見て、紹介することで、自分の中に指標ができるし、誰かの参考になるかもしれない。
そこから何かの仕事が生まれるかもしれないという、著者の言葉を借りれば
自分の指標設計の為です。

(もちろん私のように完全に仕事を放棄しなくてもできるチャレンジです。)

文字も大きくサラッと読めるに、書いていることはなかなか深いので
自分らしい働き方を模索している方にはかなりオススメです。

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